

地下二重壁代替打込式型枠
カナモリ・スマートフォームとは?
地下室防水工事において主流とされてきた「地下内壁二重壁工法」は、多くの工数と掘削量を必要とする非常に効率の悪い工法でした。
そのような非効率性を改善するため、当社は二重壁を不要とし、施工工数を飛躍的に削減する革新的な工法「カナモリ・スマートフォーム」を開発いたしました。
そのような非効率性を改善するため、当社は二重壁を不要とし、施工工数を飛躍的に削減する革新的な工法「カナモリ・スマートフォーム」を開発いたしました。
カナモリ・スマートフォームの3つの特徴

1 施工スピードを飛躍的に向上
樹脂素材(硬質塩化ビニール)のため、切断、穴加工、釘打ち、たたき作業などの加工が容易で衝撃にも強く割れにくいため、施工スピードが飛躍的に向上します。

2 仕上げ用の下地材として利用可能
コンクリート打設後、そのまま仕上げ用の下地材になるので、ビス施工、GL工法の施工など、様々な仕上げ工事が可能です。

3 軽量化と高強度を同時に実現し防水性と断熱性を向上
プラスチックスと特殊不織布で構成した中空構造のため、軽量なのに高強度の曲げ剛性を実現しています。また、特殊不織布がフレッシュコンクリートの余剰水を排出するため躯体防水性能を高めます。また、二重の空気層を持っているため断熱性もあります。
従来の二重壁工法との比較
カナモリ・スマートフォームは、従来の二重壁工法と同様に、壁に排水空間を形成し、水を無理にせき止めることなく下方へと流すので、確実に防水できます。
カナモリ・スマートフォームの機能概念モデル

プラスチック原料である硬質塩化ビニールを材質とした厚み32mmの中空ハニカム構造パネルを躯体(壁面)と一体化しクラックから発生した湧水をパネル導水層から湧水ピットへ流し込みます。
製品仕様
スマートフォームの材料物性
試験項目 | 試験項目 | 単位 | 温度(℃) | スマート フォーム | 12mm合板 (参考) | 備考 |
強度 | 曲げ剛性(縦方向) | (KN・m2)/m | 40 | 1.268 | 1.078 | |
許容曲げ応力 | KN・m2 | 29400 | 23520 | |||
断面係数 | cm2 | 18.5 | 14.4 | |||
衝撃性 | 1kg×1m | 0 | 問題なし | 問題なし | JISA1421 衝撃試験 | |
釘引抜強度 | N/材質厚み | 23 | 58 | 145 | JISZ2121 クギ引抜試験 | |
ビス引抜強度 | N/材質厚み | 23 | 314 | JISZ2121 クギ引抜試験 | ||
コンクリート貼付性 | N/mm2 | 0.392 | JISA1613 引張接着強さ試験 | |||
熱火 | 熱抵抗値 | (m2・K)/W | 30 | 0.35 | JISA1420(温度は平均温度) | |
線膨張率 | ×10-5/K | 5 | ||||
燃焼性 | 可燃性 | 火を離せば消える(自消性) | ||||
その他 | 重量 | kg/m2 | 7.1 | 9.5(サン木重量含む) | ||
耐薬品性 | 良好 | アルカリ、酸、海水、10%洗剤 |
データのダウンロードについて

こちらではカタログ・データ・スマートフォーム 納まり図等のダウンロードが可能です。
CADデータを加えましたので、設計図面の作図にお役に立ててください。
標準図
上端部納まり
(9KB) |
(30KB) |
(74KB) |
(23KB) |
(11KB) |
(31KB) |
(75KB) |
(23KB) |
(26KB) |
(36KB) |
(48KB) |
柱との納まり
欠込み仕様
(6KB) |
(30KB) |
(75KB) |
(23KB) |
(79KB) |
(36KB) |
(81KB) |
(29KB) |
間仕切壁との納まり
立ち上がり仕様
(18KB) |
(33KB) |
(77KB) |
(24KB) |
(97KB) |
(37KB) |
(83KB) |
(72KB) |
二重床(マットスラブ)仕様
その他
後貼り工法
(1999KB) |
内装仕上げ
その他
特殊部分
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