樹脂押出成形・射出成形のイノベーションパートナー

押出成形のお問い合せ 072-850-7901 / 射出成形のお問い合せ 06-6332-7221

技術情報 フッ素樹脂の特性と用途

非粘着性

物質が固着しにくいという特性から、粘性のある物質を取り扱う器具などで使用されています。

印刷機やコピー機部品などは印刷するためのインクや紙などが固まったり、つまったりすると動きが止まってしまいます。
印刷機などは断続的に動きつづけるものなので停止してしまうと大きなトラブルの元となります。

そこで滑りのよい、非粘着性能の高いフッ素樹脂を使用した部品を使うことでインクや接着剤、樹脂溶融物などの固着を防ぎます。
滑りのよいフッ素樹脂の部品を使うと、機器のトラブル、メンテナンスの回数が減少するので機器のトラブルが起こってはいけない重要な部分やメンテナンスを行うことが困難な部分などに使用されます。

プリンタの中の部品では温度の高い定着部分などにフッ素樹脂の非粘着性が利用され、定着ロールには、PTFEやPFA塗料が塗られています。
また、加圧ローラーにはトナーに固形物が付着しないようにフッ素ゴムやPFAチューブが使われていています。定着ロールから紙を剥がすための爪にも、フッ素塗料がコーティングされています。
その他、原稿のスライド材、転写ロール、軸受けなどにも PTFE、PFA系のコーティング品等が使用されています。

フッ素の非粘着性を利用した使用例:
◆プリンター、コピー機の摺動部分(コピー機の定着ロール、コピー機の排紙用部品)
◆家庭用調理器具(フライパン、炊飯ジャー、ナイフ等)

難燃性・絶縁性

フッ素樹脂はあらゆる個体の中で最小の摩擦係数なので、その特性を活かし、機械部品や自動車などに使用されています。

工作機械に組み込まれるレールなどのガイドには、余剰物が固着しないことやスムーズな摺動性が求れます。
それらの部品に低摩擦性を持つフッ素樹脂をコーティングすることで、低騒音かつスムーズな動きが実現します。

また、自動車にもたくさんフッ素樹脂製品が使用されています。

自動車部品でも過酷な環境に耐えうる重要なところで使用されていますが、目につかないところで使用されているものがほとんどです。
低摩擦性を利用した部分ではベアリングやワッシャー等で使用されています。

しかし、フッ素樹脂だけでは、摩耗特性や荷重が掛った状態での変形(クリープ特性)に弱いところがあります。この場合には樹脂に充填材を入れることで特性が改良されたものを使用します。

フッ素の難燃性・絶縁性を利用した使用例:
◆潤滑材として他の素材への塗布(摩擦特性の向上用)
◆自動車用部品(ベアリング、自動変速機のシール材、ブレーキパッド、ショックアブソーバ部品等)

非粘着性

物質が固着しにくいという特性から、粘性のある物質を取り扱う器具などで使用されています。

印刷機やコピー機部品などは印刷するためのインクや紙などが固まったり、つまったりすると動きが止まってしまいます。
印刷機などは断続的に動きつづけるものなので停止してしまうと大きなトラブルの元となります。

そこで滑りのよい、非粘着性能の高いフッ素樹脂を使用した部品を使うことでインクや接着剤、樹脂溶融物などの固着を防ぎます。
滑りのよいフッ素樹脂の部品を使うと、機器のトラブル、メンテナンスの回数が減少するので機器のトラブルが起こってはいけない重要な部分やメンテナンスを行うことが困難な部分などに使用されます。

プリンタの中の部品では温度の高い定着部分などにフッ素樹脂の非粘着性が利用され、定着ロールには、PTFEやPFA塗料が塗られています。
また、加圧ローラーにはトナーに固形物が付着しないようにフッ素ゴムやPFAチューブが使われていています。定着ロールから紙を剥がすための爪にも、フッ素塗料がコーティングされています。
その他、原稿のスライド材、転写ロール、軸受けなどにも PTFE、PFA系のコーティング品等が使用されています。

フッ素の非粘着性を利用した使用例:
◆プリンター、コピー機の摺動部分(コピー機の定着ロール、コピー機の排紙用部品)
◆家庭用調理器具(フライパン、炊飯ジャー、ナイフ等)

難燃性・絶縁性

フッ素樹脂はあらゆる個体の中で最小の摩擦係数なので、その特性を活かし、機械部品や自動車などに使用されています。

工作機械に組み込まれるレールなどのガイドには、余剰物が固着しないことやスムーズな摺動性が求れます。
それらの部品に低摩擦性を持つフッ素樹脂をコーティングすることで、低騒音かつスムーズな動きが実現します。

また、自動車にもたくさんフッ素樹脂製品が使用されています。

自動車部品でも過酷な環境に耐えうる重要なところで使用されていますが、目につかないところで使用されているものがほとんどです。
低摩擦性を利用した部分ではベアリングやワッシャー等で使用されています。

しかし、フッ素樹脂だけでは、摩耗特性や荷重が掛った状態での変形(クリープ特性)に弱いところがあります。この場合には樹脂に充填材を入れることで特性が改良されたものを使用します。

フッ素の難燃性・絶縁性を利用した使用例:
◆潤滑材として他の素材への塗布(摩擦特性の向上用)
◆自動車用部品(ベアリング、自動変速機のシール材、ブレーキパッド、ショックアブソーバ部品等)

  • カナモリ・スマートフォーム 地下室防水工事を飛躍的に合理化!
  • フッ素樹脂 スーパーエンプラ 技術情報

お問い合せ窓口

押出成形、及びプラスチック
成形品全般、加工全般のお問い合せ
金森化学工業株式会社
TEL : 072-850-7901
射出成形のお問い合せ
金森合成樹脂株式会社
TEL : 06-6332-7221
お問い合せフォームはこちら
  • ASR